皆さんは庭にどんな木や花を植えたいと思っていますか?
庭づくりには選ぶ樹木が重要ですね!庭木はシンボルとなる存在や目隠し、生垣、グランドカバーなど、さまざまな役割を果たします。ここでどんな木を庭に植えようか迷っている方々に参考になるようなおしゃれでおすすめの木をいくつか紹介します
合わせて知りたい「植栽の地下支柱のやり方」はこちら
庭におしゃれな常緑樹と落葉樹
庭にはおしゃれにするためメインとなるシンボルツリーがあります。1つ植えるだけでも魅力的な庭になることは間違いありません。シンボルツリー以外でも使えるおしゃれで人気のある以下の常緑樹と落葉樹をいくつかご紹介します
常緑樹(一年中緑色の葉を持つ)
1.オリーブ
- 深緑色のくすんだ葉で、ナチュラルなガーデンにもぴったりです。初夏には白い花を咲かせて、香りも楽しめます。見た目がやわらかい感じで可愛らしい!!
- 風水的な意味:オリーブの木は細長い葉が上に向かって伸びるため、「成功」や「成長」のパワーがあると考えられています
2.コニファー
- 針葉樹で、庭木や外からの目隠し、生垣にもよく使われ適しています。樹形はさまざまで、円錐形、半球形、ロケット形、円筒形などがあります
- 葉色もグリーン、黄緑、青緑、シルバーグリーン、ゴールドなど多彩です
3.ソヨゴ
- 濃い緑色の葉と赤い実が特徴で、庭木として人気です。ソヨゴは比較的病害虫の被害が少ない庭木で、特に毛虫がつきにくいということで有名です
- ソヨゴの花言葉は「先見の明」です。先見の明とは、何事かが起こる前にそれを見抜く、見通す力のことを指します。ソヨゴはこの花言葉を持ち、先手先手でビジネスを成功させる人々にも関連付けられています
落葉樹(秋に紅葉し冬に落葉する)
1.ヤマボウシ
- 春に白い花を咲かせ、秋に紅葉する美しい庭木です
- 寒冷地でも育ちやすく、寒い冬にも耐えることができます
- 秋に赤い実を付けます。これらの実は鳥たちにも人気で、庭に活気を与えます
2.ジューンベリー
- 6月に赤い実をたくさんつけ、秋には紅葉します
- 実は食用にも適しています。ジャムやパイ、スムージーなどに利用できます
3.シマトネリコ
- 沖縄などに自生する樹木で、風に揺れる小さな葉が可愛らしいです
- 春には淡い緑色の新芽が出て、夏には濃い緑色の葉が広がります。秋には赤や黄色に色づき、美しい紅葉を楽しむことができます
季節を感じられるオススメの木
庭には季節を感じられる美しい木々がたくさんあります。以下に、四季を楽しめる庭木をいくつかご紹介しますね
1.アオダモ(落葉中木)
- 春先に黄緑色の新芽を広げ、梅雨前には小さな白い花を咲かせます
- 夏には明るい緑色の葉で日陰を作り、風に揺れる枝が爽やかな雰囲気を演出します
- 秋には紅葉が楽しめますが、特に冬には繊細な樹形と幹の模様が目を楽しませてくれます
- 庭木として見栄えが良いです。丈夫で育てやすく病害虫の心配が少ないです
- 花言葉は「幸運な日々」「未来への憧れ」です
2.サルスベリ(百日紅)(落葉中木)
- 春から初夏にかけてポップな花を咲かせ、秋まで長く花を楽しめます
- 赤い実も楽しめ、冬には特徴的な幹が目を引きます
3.ニシキギ(カミソリの木)(落葉低木)
- 紅葉だけでなく、春の新芽や秋の赤い実も楽しめます
- 冬には幹の模様が美しく、雪の中でも存在感を放ちます
4.ツリバナ(落葉中木)
- 春にはクリーム色の花を吊り下げて咲かせ、夏には緑の葉で爽やかな風景を作ります
- 秋には赤い実を楽しめ、冬には特有の枝が目を楽しませてくれます
5.ナンテン(常緑低木)
- 春から初夏に初芽や白い花を楽しめ、秋には赤い実と紅葉がキレイです
- 邪気が侵入しやすい方位を「鬼門」と呼びます。ナンテンはこの方位に置くことで邪気を浄化してくれるとされています。また、白い実をつける品種もあり、風水的にも縁起がよい植物とされています
これらの庭木を選んで、四季折々の美しい風景を楽しんでください
収穫を楽しめるオススメの木
庭に収穫を楽しめる木々は、美味しい実や花を楽しむことができます。以下に、収穫が楽しめる庭におすすめの木々をいくつかご紹介しますね
1.ブルーベリー
- 春の白い花と、夏から秋にかけて実の収穫ができる低木です。寒さなどの条件がそろうと秋には紅葉するので四季が楽しめます
2.キンモクセイ
- 9月から10月にかけて香りのある花を咲かせます。その香りはとてもよく収穫だけでなく心地よい香りも楽しめます
これらの木々は、庭での収穫を楽しむ素敵な選択肢です。お好みの木を選んで、庭を彩りましょう!
どんな花と一緒に植えるといいか、組み合わせ
庭木に草花を添える際、美しい組み合わせを考えることで、庭の雰囲気を一層引き立てることができます。以下に、季節ごとにおすすめの庭木と草花の組み合わせをいくつかご紹介します。
春の花を楽しむ庭木
1.アスチルベ
- 初夏に淡い小花を円錐形に咲かせる宿根草
- 半日陰でも丈夫に育ち、梅雨の長雨にも耐える強さを持っています
2.シラン(紫蘭)
- 地植えでも鉢植えでも丈夫な蘭
- 夏の暑さや乾燥にも強い特徴がある
3.チョコレートコスモス
- カカオのような香りを漂わせる多年草で夏から秋まで長く咲くのが特徴です
秋の紅葉を楽しむ庭木
1.ローズマリー
- 料理の香り付けにも使われる多年草。細くすっきりした葉には可憐な雰囲気があります
2.芝桜
- 桜のような小花を芝のように広げて咲かせる宿根草。花のじゅうたんが敷いているように見えます
目隠しにおすすめの庭木
1.アジュガ
- ほふく性のある茎を横に大きく伸ばす多年草。寒さに強い特徴があります。(ほふく性とは茎や枝が地面をはうように伸びる性質のことです)
2.クリスマスローズ
- 冬に咲く花で、シャラの木やヒメシャラなどと組み合わせるとキレイな庭になります
これらの庭木と草花の組み合わせを工夫することで良い庭が作れます
日陰でも咲くオススメの花
日陰でも美しく咲く花や植物はたくさんあります。以下に、日陰に向いている植物をいくつかご紹介しますね
1.ヒューケラ(ツボサンゴ)
- 葉色のバリエーションが多い多年草で、明るい半日陰に向いています
2.ギボウシ
- 大きな葉が印象的で、半日陰や湿った日陰に向いています
3.スミレ
- 可愛らしい花を咲かせる多年草で日陰などで生えます
4.クリスマスローズ
- 冬から春にキレイな花を咲かせる常緑の多年草で、明るい半日陰を好みます
これらの花は日陰の庭やベランダで楽しめる素敵な選択肢です。お好みの花を選んで、日陰の空間を彩りましょう!
まとめ
庭木を選ぶ際は、目的や庭のデザイン、レイアウトを考慮して配置しましょう。植えつけ前によく調べて、樹木の特性や花の組み合わせをしましょう