外構とは、敷地内の外側の構造物で、門、アプローチ、カーポート、フェンスなどを指します。他にも構造物だけではなく庭などの外観に関わる全てが含まれます!
そういったもので気になるところはありますか?外構エクステリアのリフォームを検討する際にどういったことができるかご紹介します!
外観とエクステリアの違い
外構とエクステリアは似たようなものですが、おおまかには「エクステリアは外観を装飾する空間」、「外構は外観デザインを彩る構造物」。外構はエクステリアの一部であるといえます!
外構
外構とは構造物全体を指し、コンクリートブロック、塀、擁壁、土間コンクリート、階段、レンガなどが主な外構の構造物です。外構は庭の機能性や利便性をより良くさせる役割をしています!
エクステリア
エクステリアとは建物外側の空間全体の装飾を表すことです。装飾といえば、カーポート、アルミフェンス、ポスト、物置、スポットライト、手摺などです!インテリアの対義語とされ、デザインや景観が重視されています!
造園
造園とは植木や草花などの植栽、土を対象としたものだったり、石や水といった自然素材を使って目的に応じて環境を作ることです!
リフォームでできること
外構リフォームには、さまざまな選択肢があり、機能性やデザイン性を向上させることができます。以下は一般的なリフォーム内容です
エントランスの改善
- アプローチのデザイン変更(タイルや石材の追加)
- 車庫や駐車スペースの拡張や舗装
- 門扉やフェンスの交換や新設
庭や緑地のリフォーム
- 植栽スペースの設計や人工芝の設置
- ガーデンライトの設置で夜の景観を演出
- バーベキューエリアやウッドデッキの設置
防犯性の向上
- 防犯カメラやセンサーライトの設置
- 目隠しフェンスや生垣でプライバシー確保
子どもやペット向けスペース
- 遊び場や安全な囲い付きスペースの設置
- 防滑素材の地面を使用
外構全体のデザイン調整
- 統一感のあるデザインに変更
- 機能的な水道や物置の追加

具体的なできるリフォームの一覧6選
- ダメだと思ってたカーポートの設置ができた
- 植えたい樹木を植えることができた
- 周りからの目線を隠せるフェンスを設置できた
- スロープを作ることができた
- 不要なものを取り除いて広く活用できるようになった
- ライト(照明)で夜の景観や通路がよくなった
カーポートの設置

「自分の庭にはすでにコンクリートになっていてカーポートは設置できない」、「この敷地の形状には無理」そう思っていて諦めていませんか?業者に相談することで良い提案をしてくれてカーポートの柱も邪魔にならずに設置することができたなどの話もあります。(柱の位置を変えるためオーダーメイドなど)。後付け工事でも可能なことはよくあります!
樹木を植えること

樹木を植えるスペースがないと思っていても、花壇のなど植栽のためのスペースを作り樹木を植えての景観を楽しむことができます!一部を土のスペースを作ってもらうことによって可能になります!
周りからの目線を隠す

家の中が見られないように周囲からの目線を隠したい場合ってありますよね。その場合でもフェンスを設置し、目線が気にならなくすることができます。敷地の外周すべてフェンスにしなくても一部分フェンスを設置することも可能です。
スロープを作る

家に入口が階段のみになっていたとしてもスロープを作ることは可能です。形状によって難しい場合もありますが、ほとんどが可能なパターンが多いです。スロープを作る際には手摺も設置することもよくあり可能な工事です!将来の車椅子や自転車を使うと思っている方は作っておくことで有効活用できます!
不要なものを取り除く
「すでに使っていない場所や不必要なものがある」、「広く違うことに使いたい」、こういった希望がある場合でも解体、撤去、施工でほとんどのリフォームすることが可能です!
ライト(照明)の設置

「すでにライトはあるが暗い」、「ライトで景観をもっとよくしたい」、こういった要望も地中に配線をし、ライト(照明)の設置、増設なども可能。玄関やアプローチを照らすことや、植栽を照らすこと、センサーライトなど種類もさまざまあり目的にあった設置がほぼ可能です!やさしい照明を設置したことで夜の景観がよくなります!
失敗しないリフォームの進め方
外構リフォームを成功させるためには、以下のようなステップで進めるのがおすすめです!
1. ニーズの明確化
- どんなリフォームをしたいのか、具体的にイメージを固めます。(例 駐車場の雨風対策、通路の歩きやすさ改善)
- 必要な機能やデザインの希望を書き出すとスムーズです
2. 予算の設定
- リフォームにかけられる予算を明確にします
- 設備や素材の選択に影響するため、最初に目安を決めておきましょう
3. 専門業者の選定
- 地元や信頼できるリフォーム業者をリサーチします
- 複数の業者から見積もりをもらい、比較検討しましょう
- 過去の施工例や評判をチェックするのもポイントです
4. プランニングとデザイン
- 業者と相談し、具体的な設計図やプランを作成します
- 必要であればCAD(コンピュータでのデザイン)で完成イメージを確認(今では3Dパースで立体的にイメージを見せてくれる業者もいます!)
5. 工事のスケジュール調整
- 実際の工事開始日や工期を業者と調整します
- 途中で変更が発生した場合でも対応できるよう余裕を持つと安心です
6. 工事の実施
- 作業中は進捗状況を確認し、必要があれば都度業者に相談します
- 天候や資材調達などの要因で工期がずれることもあるため、柔軟に対応します
7. 完了後の確認
- 工事完了後に仕上がりを確認し、問題がないか点検します
- 保証内容やアフターサービスについても確認しておくと安心です
以上のステップを一つずつ進めることで、スムーズにリフォームを完了させることができます!

まとめ
外構(エクステリア)は敷地に快適さや癒しなどの空間をもたらしてくれます。敷地を無駄なく活用するため業者に相談することで「こういったものもできる」、「こんなことまでできる」、「こんな考えがあったんだ」がありますので諦めずにさまざまなことをリフォーム検討してみるといいでしょう!!


