庭に砂利を敷いてメリット、デメリットがあるのか、むしろ他のものがいいか悩んでいると思います
この記事ではそんなお悩みに役立てば皆さんのためになると思って、メリット、デメリットを解説したいと思います
砂利敷きのメリット
砂利敷きには大きく6つのメリットがあります
庭の見栄え、雰囲気アップ
砂利は大きさ、色、形がいろいろあり庭のイメージや家のデザインに合わせて敷くことができます
敷くことで見栄え、雰囲気が断然とアップします
雑草対策
砂利を敷くことで草が生えにくくなり雑草対策になります
砂利の下に防草シートを敷くことでさらに対策になるので重要です
水たまり対策
土のままの場合、水たまりができてしまい歩くのに不便になります。そのため砂利にすることで水たまりがならないようになるので対策になります
水たまり対策をすれば靴の汚れることがないので悩まされることがなくなります
家壁などの汚れ防止
土のままでは雨の日などに泥はねがおきて家壁や車が汚れてしまいます
砂利を敷くことで泥はねを防ぎ汚れ防止になります
防犯対策
砂利を敷くことで足音がするので泥棒などの対策になります
防犯用の足音がなりやすい「防犯砂利」があるので、それを敷くことでさらに効果がアップします
入れ替え(デザイン変更)がしやすい
コンクリートなどの構造物に比べて簡単にやり替えがしやすいので、コストを抑えつつ砂利の入れ替え、デザインの変更がしやすいです
砂利敷きのデメリット
砂利敷きにもメリットだけでなくデメリットもあります
デメリットといってもそこまで気にすることはないですが、以下のことを視野に入れて砂利敷きをすればそれほど困ることはなくなると思います
掃除しにくい
砂利敷きをした場所が落ち葉が多い場合、掃除がしにくいです。ほうきで掃除しようにも砂利まで一緒に掃いてしまい落ち葉がうまく掃けません
タイヤ類は不便
砂利は敷き締まっているわけではないので、タイヤが付いているバイク、自転車、ベビーカー、車椅子など押すようなものには不便なところがあります
車などは特に砂利が散らばってしまうので、車が通る場所にはオススメしません
歩きにくい場合がある
砂利敷きは足が取られやすいので女性のヒールで歩くことは困難です。小さな子供も足が取られやすいので転んでしまう可能性もあります
デメリット対策
砂利がデメリットになってもある程度対策がありますよ
デメリット対策をして砂利のメリットを活かしましょう
掃除はブロワーを使うと便利
ブロワーを使えば砂利にある落ち葉、枯れ葉を飛ばして集めることができます
タイヤの通路を設ける
タイヤの通路は砂利以外のコンクリート、ロッキング、舗装などにする
歩く場所は砂利以外にする
歩く場所のみコンクリートやロッキング、飛び石などを使用することで歩きやすくする
砂利の敷き方
砂利を敷くまでの工程順です。以下の順でやれば、キレイに砂利敷きができると思います
- 雑草除去
- 不陸調整、転圧
- 防草シート
- 砂利敷き
- 水洗い
雑草除去
雑草が生えた状況では何もできないので、根元から除草剤などを使用してまずは雑草除去をしましょう
不陸調整、転圧
除草をしたら、不陸調整と転圧をしましょう(もともと平らで締め固まっている場合は必要はない)
砂利の敷く厚みは5cm前後を目安に地盤調整しましょう
不陸調整とは地盤のデコボコしているのを平らにすることです。レーキ(野球のグランドでも使っているような)などで平らにすることでキレイにできます
転圧とは地盤を均等に締め固めることです。転圧器具で締固め固めるか、足で締め固めます
防草シート
除草作業をしてもいずれ草は生えてきますので、ここで雑草対策の防草シートを敷きましょう
庭の形に合わせて敷いてマスがある部分などもカッターで切り抜きしましょう
防草シートの繋ぎ目は10cmほど重ねるように敷き、防草シート用のピンで止めていきます。繋ぎ目に防草シート用のテープを張るとより一層に雑草対策になります
合わせて知りたいオススメの防草シートについてはこちら
砂利敷き
防草シートまで敷いたら砂利を敷きましょう。砂利の厚みは5cm程度です
砂利を厚く敷き過ぎると歩きにくくなり、薄過ぎすと歩くたびに防草シートが見えてしまいますので気を付けましょう
水洗い
砂利を敷き終わったら水洗いするといいでしょう
砂利は思っているより汚れています。水洗いせずそのままでいると雨などで砂利の汚れが跳ねるので周りが汚れます。水洗いをすることで汚れを流しキレイな砂利になり見栄えもよくなります
まとめ
砂利を敷くことにはメリット、デメリットがありますが、デメリットの対策さえわかっていれば困ることはありません。むしろ雑草対策や防犯、または庭のデザインや雰囲気がよくなることに間違いありません
砂利を敷く場合は上記の通りの施工すれば大丈夫です。特に防草シートは必須項目ですのでしっかり砂利を敷く前に下地に敷きましょう