外構工事において土間コンクリートは必ずなくてはならないような存在です!その土間コンクリートとは地面に生コンクリートを流し込み作られる床のことです!駐車場スペースやアプローチの舗装として多く使用され手入れもほぼないこともでも人気なコンクリート舗装です!
この土間コンクリートについてどういったものか、メリット、デメリット、施工方法やポイントなど解説しますのでぜひ参考にしてください!
土間コンクリートの基礎的な大切なことがわかると思います!よろしくお願いいたします!
土間コンクリートとは何?
土間コンクリートとはコンクリートで床を平坦に舗装する施工方法のことです。やはりコンクリートなので耐久性もあり駐車場スペースやアプローチ、または家周りなどで多く使用されることがあり、いろいろな用途に使用されることが特徴です!
土間コンクリートのメリットとデメリット
自分の庭に土間コンクリートにする際に後悔しないためにもメリット、デメリットを知っておくことが良いです!土間コンクリートの目的やメリット、デメリットを理解しておきましょう!!
土間コンクリートにする目的
土間コンクリートにする目的は駐車場スペースやアプローチなどに用いて使い勝手をよくすることや敷地の見た目をオシャレに仕上げるなどの目的があります。目的は人それぞれなので、メリット、デメリットを含めて土間コンクリートにすると良いでしょう!!
土間コンクリートのメリット
大まかに以下のものがメリットになります
- 雑草対策
- 汚れ防止
- 駐車場の耐久性
- メンテナンス管理
雑草対策
コンクリートに施工することによって雑草対策になります。雑草が生えなくなり除草作業という重労働が減り大きなメリットになります!
汚れ防止
車を停める場所が土のままでは汚れがつきやすく、ましてや雨が降ると泥はねが起こり、歩くにしても良いことがありません。土間コンクリートにすることによって土汚れせず快適になり汚れ防止になります
駐車場の耐久性
コンクリートの耐久性は非常に高いため法的耐久年数は15年ほど!!法令上15年ですが、実際には20年たっても良い状態があります!アスファルトが10年ほどとされていることから比べてみるとコンクリートが頑丈なことがわかります。土間コンクリートは15年~20年ほど持つと思っていても良いと思います!!
メンテナンス管理
土間コンクリートのメンテナンスはとても簡単で、掃除などがほぼありません。砂や土が気になる場合は水で流すだけでキレイになります!水はけが良いので汚れにくく、玄関先などにも汚しにくいです!
土間コンクリートのデメリット
大まかに以下のものがデメリットになります
- 初期費用の高さ
- リフォームが高額になる
- 完成するまで使えない
- ヒビ割れすることがある
初期費用の高さ
土間コンクリートのデメリットの1つが初期費用が高額になることです。土間コンクリートの施工には多くの必要な材料、専門的な技術と工程があり、それが費用の高くなることにつながります!
リフォームが高額になる
土間コンクリートのやり替えや他の舗装に変更する場合は、コンクリート撤去費などもかかってくるので高額になります!
完成するまで使えない
土間コンクリートはすぐ出来上がるものではありません。生コンクリートを流し込んだ後も硬化するまで待たなくてはなりません。その期間に駐車場を別の場所に確保しておく必要がありその期間中は費用がかかることがデメリットになります!
ヒビ割れすることがある
土間コンクリートには日常の気象条件などに晒されてクラックというヒビ割れが生じることがあります。手抜き工事と思われる方もいますが、けしてそうではなく、ひび割れをゼロにすることはできないということです。対策をしてひび割れリスクを低減させることは可能です!
土間コンクリートの構造
土間コンクリートは下から「地盤(土)」、「砕石」、「コンクリート」でできています。このコンクリートの中には鉄筋(ワイヤーメッシュ)を入れています。鉄筋(ワイヤーメッシュ)を入れることで強度が高まり割れ防止になります!!
コンクリートの厚さは10cmほどが一般的で利用状況によっては15cmほどの厚さにする場合もあります。砕石はコンクリートと同じ厚さが一般的です!
合わせて知りたい生コンクリートの配合や強度などについてはこちら!!
土間コンクリートの施工方法
土間コンクリートの施工方法は大まかに以下の4つの作業になります。コンクリートを流し込むまでの下地作業があり大事な作業になります!
- 掘削作業
- 砕石敷き作業と転圧作業
- 型枠作業とワイヤーメッシュ設置作業
- コンクリート打設作業
掘削作業
コンクリートの下地のために掘り下げる必要があります。そのための掘削作業です!コンクリートと砕石の厚み分を掘らなくてはなりませんので、大変な作業になります。この作業はほとんどの場合が重機による工程になります。小さな範囲なら人力でもなんとかできなくもないですが、かなり大変です!!できれば重機(ユンボ)があるといいでしょう!!
ユンボは現場で使用される呼称で、他では「バックホー」、「ショベルカー」なんて呼称されているよ!!
砕石敷き作業と転圧作業
この作業も重要な作業で、地盤の沈下を防ぐことにつながります!砕石を敷くことでかかる力が分散され地盤への負荷が減り、転圧をすることで締固め強度を高めることができます!充分な転圧をするためにも転圧機(プレート)を使用して締固めしましょう!
型枠作業とワイヤーメッシュ設置作業
土間コンクリートの形のための型枠作業とコンクリート強度のためワイヤーメッシュ設置があります。型枠とはコンクリートを打設するために高さや勾配ををつくり施工する形状に合わせて組立設置する作業です!その後にコンクリート打設する枠内にワイヤーメッシュを設置します。ワイヤーメッシュはコンクリート厚みの中心くらいになるようにコンクリートサイコロを使い設置しましょう!
コンクリート打設作業
コンクリート打設は生コン車で運搬してもらい、そこから流し込んでいきます。生コンクリートの数量はきちんと計算してから発注しましょう!計算は型枠の距離×距離×厚み=㎥です!いくらワイヤーメッシュを入れていてもコンクリートの薄過ぎではひび割れの原因になるので気をつけてください!バイブレーターは必ず使用しましょう!
バイブレーターの目的
バイブレーターを使用することによってコンクリート内の気泡を取り除き、セメントと骨材を均一にし、強度を発揮させることができます!!
土間コンクリートで後悔と失敗しないポイント
土間コンクリートの施工をすることにおいて、気になることはやはり初期費用です。他にもコンクリートは一度してしまうと変更したい場合にも大掛かりな工事で費用がかかります!!後悔しないためにもポイントをおさえておきましょう!
- ほんとに土間コンクリートで良いか
- 土間コンクリートにする場所
- 業者選び
ほんとに土間コンクリートで良いか
土間コンクリートにすると後で変更は大変なことなのでよく考慮しましょう。砂利で良かったやアスファルト舗装が良かった、土のままで良かった、花壇が良かったなどならないためにもよく検討するといいでしょう!
土間コンクリートにする場所
これも同じでコンクリートにする場所は駐車場とアプローチ部分だけなど決めておくいいでしょう!コンクリートが必要ない場所までしていまうと、それこそ融通が利かない庭になってしまします。ガーデニングやタイルデッキにしたい場所があるなら考慮しておきましょう!
業者選び
土間コンクリートを依頼する業者選びも重要で、正しい施工方法をしなければ見た目の良さ、ひび割れなどリスクが生じます。そのためにもしっかり施工してくれる業者を探し依頼することが重要です!
まとめ
土間コンクリートにはメリット、デメリットがあり、自身の目的にあったものにしましょう。使用目的を決めておけば、後悔と失敗しないポイントを押さえることができると思います!その上、予算も決めておくと良く、施工方法も知っておけば依頼する業者との打ち合わせなどもスムーズに進むでしょう!