インターロッキングの特徴と施工方法(敷き方)

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インターロッキングの特徴と敷き方 エクステリア

インターロッキングとはレンガのような形で、お互いをかみ合せて組み合わせたコンクリート(舗装ブロック)です。目地に砂などを充填してかみ合わせ(荷重分散効果)ができます

庭や公園のアプローチなどの通路、または駐車場などにもよく使われます

アリンコ
アリンコ

インターロッキングはいろんな色、素材のがいっぱいあるよ

ここでは外構エクステリアでのインターロッキングの特徴、メリット、デメリット、施工方法(敷き方)を解説します

インターロッキングの特徴

インターロッキングはとても魅力的な製品で人気があります。その特徴をあげてみましょう

レンガとは違う

レンガと違いコンクリートなので丈夫です。大きさも均一なので仕上がりも均一になります

透水性のタイプもあるので水たまりもなりにくいです

デザインが豊富

インターロッキングには豊富なデザインがあり、さまざまなパターンで作ることができます

ブラウン、グレー、オレンジ、グリーンなどなど本当にさまざまな色があります。2~3色の組み合わせなどもできます

サイズ、形

形は長方形、正方形やランダム形状のもの、サイズも片手で持てる小さいものから両手で持つ大きなものまであります

雑草対策になる

インターロッキングを敷くことで雑草対策になります。完全に防ぐわけではありませんが(隙間から生えてくることがある)、庭のお手入れが楽になります

インターロッキングのメリット、デメリット

インターロッキングのメリット、デメリットも知っておくことで今後の参考になると思います

メリット

メリットは特徴でも述べましたが、なんといっても魅力はデザインが豊富なことです。色、サイズ、形が豊富で、使う物によって庭のデザインや雰囲気がガラリと変わります。自宅の色や他のエクステリアとの相性を見て使うとよいでしょう

それに雑草対策にもなりますし、ある程度勾配は必要ですが、水たまりになりにくいです

デメリット

デメリットは施工の手間がかかること。インターロッキングの基礎下地をしっかりしないと、ガタガタになったり、のちに沈んでしまったりしますので注意が必要です

駐車場にする場合、基礎下地にはコンクリートが必要で費用がかかる

施工方法(敷き方)

インターロッキングを敷くにしても、そのままの土の上に敷くことはできません

以下の順で施工すればきれいに出来上がりますのでやってみましょう

  1. 敷く高さを決める
  2. 掘削をする
  3. 砕石を敷く
  4. 砂を敷く
  5. インターロッキングを敷く
  6. 目地に珪砂を入れる

敷くまでの厚みは次の通りです(普通のインターロッキングの敷き方です)

ロッキング製品による(6cmが基本)
2cm~3cm程度
砕石8~10cm程度

※砕石とは人工的に石を砕いて作ったもので、締固めやすく下地に使われます

すべての厚みを合わせると約17cm前後です

いざ施工するとなると大変ですが焦らずがんばりましょう

敷く高さを決める

最初にインターロッキングを敷く高さを決めてから次の作業をしましょう

高さを決める場合は勾配にも気をつけながら決めましょう

ほとんどが周りのものや、土の高さに合わせる施工になると思います

掘削(鋤取り)、除去

敷く高さを決めたら掘削です

スコップやクワなどで掘っていきましょう

土が固い場合は「つるはし」、電動工具のピックがある場合はそれらを使って土をほぐしながら下地まで掘りましょう

下地の砕石敷き、転圧

掘削が完了したら砕石敷きと転圧をしましょう

砕石敷きの厚みは8cm~10cm程度です

砕石敷きと転圧をすることで地面のが均一になり、インターロッキングを沈下を防ぐ効果ができます

転圧は転圧用のタンパーや電動工具の転圧プレートを使い締固めしましょう

一人作業の場合の転圧プレートはコンパクトボディーの軽めのものを使うと扱いやすいです

下地の砂敷き(サンドクッション)

インターロッキング下地の砂敷き

転圧で締固めした砕石の上に浸水性がある砂を敷きます

砂の厚みは2cm~3cm程度です

砂は均一に敷くため、レーキ、まっすぐな貫板、プラスチック鏝などを用いて平坦に均していきます

インターロッキングの透水シート敷き

透水性インターロッキングを敷く予定の場合は砂を敷く前に、砕石の上に透水シートを敷くといいでしょう

透水性インターロッキングはその名の通り水を通しやすいので、透水シートを敷くことで雨などにより砂が徐々に流れてしまうことを防ぎます

インターロッキング敷き

インターロッキング敷き方

砂を敷き終わったら次はインターロッキング敷きです

敷き方は一つ一つ手作業です。敷くスタートを決めたら順々にロッキングを合わせるように敷いていきます

ここからの敷き方でデザインが決まってきます

敷くインターロッキングの形や向き、均一のイモ敷きもしくは千鳥敷き、色の一色敷きもしくは色ランダム敷き、などなどさまざまです

インターロッキングの加工

インターロッキングの加工

マスなどがある場合や敷く幅が合わない場合は電動工具のディスクグラインダーでの加工が必要です

インターロッキングを加工する場合はコンクリート用の刃が必要です

加工が大変なのでできることなら加工は最小限抑えたいところですが、ほぼ加工の必要があります

加工する時には集塵機で粉塵を吸い込みながら加工しましょう

珪砂を入れる、転圧

インターロッキングの目地入れ

インターロッキング敷きが完了したら、目地に珪砂を充填しましょう

充填する際はホウキや刷毛を使うとやりやすいです

珪砂を目地に充填することでインターロッキングのズレや強度を高めることができます

珪砂を充填したら、軽めの転圧をかけて表面が平らになるようにします。インターロッキングが転圧で欠けたり割れたりしないようにクッションになるものを使って転圧をするか、もしくはゴムハンマーを使って転圧をかけます

強度を高くするためにこの工程を再度繰り返します。しっかり目地が詰まるとインターロッキングと珪砂の摩擦でより強固になります

まとめ

インターロッキング敷き完了

いかがでしたか?

特徴

  • レンガとは別物
  • デザインが豊富
  • 雑草対策になる

インターロッキングにはさまざまなデザインがあり、ランダムの敷き方もできます

コンクリートの代わりに敷くことができますし、透水性もあり水たまりができにくく、雑草対策ができます。さらにそこまでの大きなデメリットもありません

施工方法

  • 高さを決める
  • 掘削をする
  • 砕石を敷く
  • 砂を敷く
  • インターロッキングを敷く
  • 目地に入れる

施工的には大変(特に加工が電動工具がなければ困難)ですが、順序よく施工していけばパズルが完成したようにキレイに仕上げることができ満足したインターロッキングができます

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