庭を自然豊かにするためにはさまざまな植栽があります
植栽とは庭の玄関まわりや塀まわり、アプローチや門の前など敷地に植えられている草木や花などの植物、またはそれらの植物を植えることを「植栽」と言います
植栽にはいろいろな役割がありますよ!この役割や効果を利用して庭を快適にしましょう!
植栽の効果とは何?
外構に植栽をすることで得られる効果があります。例えば、季節によって自然に雰囲気を変えることができたり、強い日差しを遮ながら「目隠し」「風通し」も確保でき、機能性を持った庭にすることが可能です
季節を楽しめる
季節の変化を楽しめるのが植栽です。春のはじまりや、夏の虫の声、秋の紅葉、冬の静けさ、四季の風景を感じさせてくれます
目隠しの効果
植栽は目隠しフェンスの代わりに隣地などの視線を隠してくれます。特に常緑樹は目隠しに適しています。構造物とは違い圧迫感が無いところも良いところです!
視線が気になる場合には、生垣などを検討してみても良いでしょう!
木影ができる
シンボルツリーのような大きい木が1本あるだけで自然の木影ができ、開放感のある空間を作ることができます。シンボルツリーでなくとも目的に合わせた木の種類や高さを選んで植栽することで、住宅への採光や遮光をある程度コントロールできます!
見た目のよさ
植栽の彩りが加わることで見栄えがグッとよくなります!緑ができることで心も癒され、立体感も生まれるので広く見せることができ良い景観ができます!
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庭に主な植栽は5種類
庭(エクステリア)を自然豊かにし魅力のある庭にするには植栽が必要です。植栽は庭にお化粧をするようなイメージでこれらを植えることでとても和む庭になり表情を作ってくれます。なにより庭に奥行き感をもたせることもでき、広く見せる効果も可能です
よく植栽するものはざっと分けて以下の種類です
メインとなるシンボルツリー
シンボルツリーとは庭のメインとなる木のことです。周りから見てわかるくらい大きいのが特徴で日陰も作ることができます!
植えるシンボルツリーのオススメは、自身がお気に入りの木や記念樹、または縁起の良いとされる木、親族などから譲り受けた木などがオススメです!!
これらの木を植えることで大事に育てることができます
サブツリーはシンボルツリーを引き立てる
サブツリーとはシンボルツリーを引き立て役の樹木です。シンボルツリーよりも小さくホームセンターなどにもあり購入可能です
庭のスペースに余裕があり、もう少し彩りたいと考えていている場合にオススメです
サブツリーはアプローチなどの人目に留まりやすいところに植えると良いでしょう
目隠しのために生垣
生垣とは植木を並べて植えて作る垣根のことです
敷地の境界などに並べ植えて塀の役割を持たせることができ、目隠し効果があります。なおかつ花が咲くものを選んで植えることで季節を楽しむこともできます
生垣の塀の役割とは「防音」「防風」「防火」の役割です。開けた住宅地に生垣をすることで家が受ける衝撃を軽減してくれます
化粧するようにグランドカバー
グランドカバーとは庭の地面のスペースを覆って埋めてくれる植物です。地表の温度を抑える役割があり、その他にも雑草防止や泥はね防止の役割もあります
グランドカバーを植えることで庭の見た目が良くなりおしゃれな空間になります。石やレンガなどの縁取りなどを取り入れて組み合わせことも見た目が良くなる手段の一つです
日陰などの役目、つる性の植物
つる性の植物は壁などをつたって成長する植物です。成長が早いものが多く、育てるのが簡単で、パーゴラなどに絡むようにすると日陰を作ることができます。日陰を作ることで温度上昇を抑える効果があります。デメリットはつる性なのでいろんなものに絡んで手入れがしにくいところです
植栽は生き物としてみる
植栽は生き物なので成長もし、枯れたりもします。そのため維持するためにも定期的にメンテナンスが必要(ここが少しデメリット)になります。メリット、デメリットもある植栽ですがこの成長を見ながらメンテナンスすることも楽しみの1つです
まとめ
植栽には庭の見た目を良くし、彩りを加えることの他に、家に対しても防音、防風、防火、日陰などなどの効果があります。それに加えて植物という自然にも触れ合い季節を感じさせてくれ、心も穏やかにしてくれます
植栽のシンボルツリーを一本植えるだけでも庭の雰囲気がガラリと変わります
この機会に庭に植栽をしてみてはいかがでしょうか