「ウッドデッキの下はどうしている?」や「雑草が生えるけど?」や「野良猫が入るけど、入らないようにするには?」などの他に「ウッドデッキの脚はどんな感じ?」と、こういった悩みや疑問の対策がいろいろありますので参考にしてください
ウッドデッキの床下対策、活用方法が参考になればと思います
床下3パターン
基本的なウッドデッキの床下は3つあり、「コンクリート」、「砂利」、「土」のパターンがあります
どの方法にするかは費用や庭のバランス、またはメンテナンスしやすさなどを考慮してみてください。ウッドデッキ本体もメーカー様によってデザインも違いますので、その辺も視野に入れてみましょう
コンクリートにする
床下をコンクリートにすることで雑草対策、虫対策、湿気対策ができ、ほぼメンテナンス不要でキレイに維持できることが魅力です(コンクリートには水たまりできないようにある程度の勾配が必要です)
デメリットはコンクリートは他の方法に比べて費用が高いことです
砂利敷きにする
ウッドデッキの床下で定番な方法が砂利を敷くことです。コンクリートと比べて費用が抑えられ、雨水も溜まらず地面に通します。砂利の場合のウッドデッキの脚(束柱)は束石で施工します(方法は下記のウッドデッキの脚(束柱)を参照)
砂利だけでは雑草対策になりませんので防草シートを敷きましょう
土や防草シートだけと違い、見えてしまうウッドデッキ床下も化粧砂利で景観をよくみせることもできます
土にする
土と言ってもそのままの土ではなく「固まる土」を使います
費用を抑えつつ雑草対策ができます。これは土にセメントが混合しているもので水をかけると固まるようになっています。必要なものが「固まる土と水」のみだけなので、土を均した後に水をかければ比較的簡単に施工ができると思います
ウッドデッキの脚(束柱)
ウッドデッキの脚は上記のどのパターンでもほぼ同じ施工です
束石(コンクリート)の設置
最初に束石を設置します(コンクリートの場合は不要)
バサモルタルで束石の高さを調整し設置していきます。設置する束石すべての高さを均一水平にします
ウッドデッキの種類によっては高さを調整できる脚(調整式束柱)もあります
防草シートを敷く
束柱の設置が終わったら次に防草シートを敷きましょう。束石があるため敷くのが大変ですがなるべく隙間なく敷きましょう。
おすすめの防草シートはこちら
砂利を敷く
防草シートを敷き終わったら砂利をしきましょう。ウッドデッキ設置後に敷くのは大変なので、必ずデッキ設置前に敷きましょう
砂利の敷き方についてはこちら
動物対策、落ち葉対策
庭の状況や地域によって以下の対策があります
ウッドデッキの床下スペースには野良猫など小動物が住み着いてしまうこともあります。住み着いてしまうと排泄物などで衛生的に良くないこともあり、こういったことを避けたい場合にはウッドデッキに設置できるオプション部材があります
ウッドデッキ幕板
幕板はデッキの側面に設置するもので見た目もよく、幕板を床下まで設置することで下を隠すこともでき、ある程度の落ち葉も防ぐことができます
床下メッシュ囲い
メッシュ囲いはその名の通りメッシュ状のもので、小動物などの侵入防止ができ、サッカーボールなども床下に入らずに済みます。メッシュのため通気性も良いです。デザイン的にはウッドデッキと同じ色を合わせたりすることで良くなります
床下掃除
ウッドデッキの床下の落ち葉などを手で掃除は届きにくいので、ブロワーを使うと一気に飛ばし掃除できます
収納に活用
ウッドデッキの床下にスペースを確保しておけば収納できるスペースが確保できます。そうすると収納箱を置いたり、車のタイヤを置いたりと倉庫以外にしまうところが無い場合などにうまく活用できます
そのためには床板を開閉できるようにしておくか、もしくは側面に幕板を設置せず出し入れできるようにする必要があります
まとめ
ウッドデッキの床下は何もせずはNG。後で後悔しないためにも必ず上記の「床下3パターン」のいずれかをすることをオススメします
そのためには正しい方法で施工し、その他の対策が必要な場合は幕板設置またはメッシュ囲いを設置すること。そして住んでいる場所、地域、庭の状況などいろいろなことを考慮してウッドデッキを設置すると床下の雑草対策、動物対策、活用ができるはずです