物置はとても便利なもので、家庭において必ずといってもよいくらい物置に置くものがあり、なくてはならない商品だと思います
しかし設置場所や大きさを間違えると使い勝手が悪かったり、場合によっては邪魔もの扱いになりかねません
設置してしまっては後から移動するのも大変ですし、買い替えするのもお金がかかりますので、失敗しないように選び設置しましょう
みなさんの物置選びや設置場所の参考になれば幸いです
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物置の設置で気をつけること
物置にたくさん物を入れておきたいために「高さがあるの物置を選ぶ」や「奥行のある物置を選ぶ」などのこのような気持ちはわかりますが、少し待ってください
物置購入前の選ぶことについて設置で気をつけることがあります。この気をつけることを確認してからでも遅くはありませんので参考にしてください
物置の大きさ
物置を選ぶ際に大きさに気を付けなければなりません
物置は床面(土台)の大きさより屋根の大きさ(幅)の方が大きいです
屋根の方が大きいため床面ばかりに気をとられると設置予定の場所に設置できない場合がありますので、屋根の大きさを考慮して物置選びをしなくてはなりません
物置の高さ
高さを気にせず物置を購入すると設置予定の場所に入らない、他の物に干渉するなどがあります
物置の土台となる「土台ブロック」または「コンクリート」の高さも考慮して物置選びをしましょう
組立スペース
設置するために組立スペースも必要です
境界ブロックなどに寄せて設置する場合、最低でもブロックと物置の隙間は20cmほど確保したいところです(人の手で作業できる範囲)
下地はコンクリートもしくはブロック
物置は絶対にそのままの地盤に設置しないでください。土などに直置きすると早い段階でサビや塗装が剥がれ、腐食などの劣化につながります。必ず土間コンクリート、もしくはブロックを土台にして設置してください
ブロックを土台にする場合は物置の下には空間があるようにし、通気性をよくしましょう。なおかつ物置の下は防草シート、砂利などの雑草対策をしておくとよいでしょう
扉の開口部の確保
スライド式の引き戸タイプは大丈夫だと思いますが、開き戸タイプの場合は間口スペースを確保しておかないと開きにくいなどの問題がでできますので、必ずスペースを確保してください
雨水の逃がし場所
物置の種類によっては雨樋が付いています。その雨樋から流れる雨水を逃がせるが場所があるかも確認しておくとよいでしょう
土間コンクリートの上にも流せるようにはできますが、雨水の汚れがコンクリートに染み付き目立ってしまうので、土や砂利に雨水を逃がすことをオススメします
物置設置のNGな場所
気をつけること以外にも設置場所でNGの場所がありますので、必ず守ってください
桝(マス)関係の上
マスなどの点検口の上に設置はNGです。点検のためのマスが開けられないとあっては意味がありませんし、詰まりが起きた時に清掃工事ができなくなってしまいます
室外機前
室外機の前もNGです。室外機の点検ができなくなりますし、排気の前の障害物のよう塞がれると故障ばどのトラブルになりかねません
家の壁側
家の外壁に寄せてもNGです。外壁と物置の間に湿気でカビやコケになりやすいです
家側に窓や換気口などがある場所は特にNGです
物置の設置によい場所
設置のオススメ場所を参考にしてみてください
あくまでオススメですので、自身の敷地の形状に合った設置と生活スタイルに合った設置を考えておきましょう
敷地の角
敷地の角は建物から離れているし、点検口のようなマス関係もほぼありません
角におくことで庭のスペースも大きく取ることもなく、他の場所が広々と使えるようになると思います
境界などのフェンス沿い
敷地の角と同じで境界のフェンス沿いだと余計なスペースをあまり取らずに圧迫感も無くなります
自分の使い勝手のよい場所
なんだかんだ言っても自分や家族の生活スタイルに合わせて一番に使いやすい場所がよいです
例えば、車のタイヤを保管するのに出し入れしやすい場所や、菜園スペースで使用する小道具のために庭側に設置するなど、一番の目的にあった場所の設置することが望ましいです
設置するパターン
物置の設置するにはパターンがあります
自分の費用や時間に合った方法で設置しましょう
外構エクステリア業者さんに依頼する
外構エクステリア業者さんに直接依頼して設置したもらう
直接依頼することでハウスメーカーよりは費用を抑えることができます
ハウスメーカーに依頼する
新築してる場合、外構工事なども一緒にすることが多いと思います
この場合、外構プランと一緒に物置の設置する位置も決められるので設置で悩むことが減ります
ホームセンターに依頼する
ホームセンターで購入してそのまま設置工事も依頼することができるので便利です
時期によってはセールもしています
自分で組立する
自分で組み立て設置することで費用を抑えることができます
ただし、組み立てしたことがない人には思っているより大変な作業になります
組み立てる前のブロックの設置や水平、アンカーボルトや固定作業を考えると簡単ではないです
まとめ
物置の設置は自身の敷地の形やスタイルに合わせて購入すること。そのためには大きさ(規格)や設置できる場所を購入前に視野に入れて、なおかつ費用や設置するタイミングも合わせて購入すればよいかと思います
人それぞれどのように物置を使用するかは違いがあるので、自身に合った、もしくは家族に合う物置設置ができれば快適な生活にできるはずです